歯科衛生士の仕事内容(つじファミリー歯科の先輩の声あり)

歯科衛生士が業務をできる範囲

歯科衛生士という職業は歯科医師の下で働く国家資格です。

民間の資格は定期的に更新が必要ですが、国家資格は一度取得すれば一生の資格になります。

女性の職業というイメージが強いかもしれませんが、現在では男性の歯科衛生士も徐々に増えていることから、注目を浴びている職業の一つになっています。

 

歯科助手は患者の口腔内(口の中)に触れることは出来ませんが、歯科衛生士は患者の口腔内に触れることが法律により許されています。

業務の内容は多岐にわたり、歯科衛生士の3大業務はもちろんですが、受付業務や院内清掃、患者対応から機械の点検、器具の整備、器材や薬品の補充などやることはたくさんあります。

すべては患者さんの健康のため、歯科医師が治療を円滑に行うためです。

知識や技術にゴールはなく、常に向上心を持って臨める一生の仕事だと思います。

 

以前は歯科衛生士の国家試験を受験するためには、2年制以上の学校を卒業する事が条件でした。

しかし、今では3年制となり4年制の大学も増えています。国家試験の出題数も200問から220問に増えました。

それだけニーズが増え、働く場所も領域も非常に広くなっているのです。

日本人の3大死因に肺炎があり、そのほとんどが高齢者の誤嚥性肺炎です。誤嚥性肺炎は口腔ケア、歯科衛生士による口腔内清掃で防ぐことができます。

 

一般歯科で就業する歯科衛生士が圧倒的に多い中で、高齢者施設や総合病院で寝たきりの方や全身的に病気をお持ちの方、がん手術を控えた方や術後の口腔内清掃などを行う歯科衛生士が増えています。また、在宅で介護を受けている方への訪問診療も歯科衛生士の活躍の場となっています。ニーズに合わせて知識と経験を積まなくてはなりません。

 

歯科医師の指示に従うだけではなく対等の立場で、自ら考え治療方針や治療内容を提案できることが求められているのです。

歯科衛生士の三大業務

歯科衛生士の3大業務の仕事内容とは?

歯科衛生士には代表的な3大業務というものがあります。

 

1つ目は歯科診療補助です。主に治療のアシスタント業務を行います。

歯科医師の治療の補助をしたり、詰め物を作るために必要な模型を作製するための型どりなどを行います。

 

2つ目は歯科予防処置です。むし歯を防ぐ為に歯を強くするフッ素を塗布する、

歯周病を予防する為にプラークや歯石を取るなどの口腔内清掃などを行います。

 

3つ目は歯科保健指導です。患者さんへの動機づけやブラッシングの仕方を指導し、食事指導、禁煙指導も行います。

以上の事を行う為に多方面の知識と技術に加えコミュニケーション能力を身に行ける必要があるのです。

 

歯科診療補助とは?

歯科診療補助を行えるのは歯科衛生士と看護師です。歯科助手の方は行うことが出来ません。

口腔内に触れる作業を伴うからです。患者さんとの対応から治療に関わる器具器材の準備、歯科医師の治療の補助、アシスタントワーク、詰め物や被せものを作るのに必要な型どり、むし歯や歯周病の検査、歯周病治療も歯科衛生士が行います。

 

歯科予防処置とは?

歯科予防処置はむし歯と歯周病の予防をする為の処置です。

むし歯を予防する処置には歯を強くするフッ素を塗布する、歯の溝がむし歯にならないようにプラスチックの合成樹脂をつめるなどがあります。

歯周病予防では専用の器具と機械を使用し、プラークと歯石を取り除いていきます。

 

歯科保健指導とは?

歯科衛生士という名称を用いて行うことができます。歯科衛生士でない者が偽って指導した場合は法律違反となってしまうのです。歯科保健指導では患者さんへの動機づけを行い、ブラッシングに対してやる気のない人をやる気にさせます。

患者さんへの気持ちの作り方が難しく、コミュニケーションスキルが重要です。

また、むし歯になりにくい食事の摂り方や栄養指導、禁煙に向けての喫煙指導も歯科衛生士の業務になります。

歯科保健指導

歯科衛生士になってよかったこと(先輩の声)

結婚と出産を機に辞めてしまったとしても再就職が可能なことです。

求人倍率が非常に高く、歯科クリニックはコンビニよりも多いと言われている時代です。

家庭との両立やプライベートを充実させるために、自分で働き方を選択できるのが良いですね。

ブランクが空いてしまったとしても、再就職に向けた技術的、知識的な教育支援を受けることができますので子供の手が離れてから働きたいという場合も心配ありません。また、歯科衛生士は知識とスキルに終わりのない職業です。

自分の興味がある分野を極め認定歯科衛生士になれたり、セミナーを受講して更にスキルアップができます。得意分野を伸ばし活かすことにより、専門性をもって臨むことが出来るのが自信に繋がります。

手に職があるというのは強みですので、他院へ転職する場合は前職の給与を考慮してくれるところが多く、自分のスキルと経験により昇給が見込めます。

そして何より、やりがいがあり一生の仕事として働けることが嬉しいです。

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